
2022-23年度 神戸垂水ロータリークラブ会長・副会長・幹事の紹介
2022-23年度会長 由良博
2022-23年度副会長 鴇田香織
2022-23年度幹事 八代智
国際ロータリー 2022-23年度のテーマ
「想像してください、私たちがベストを尽くせる世界を。私たちは毎朝目覚めるとき、その世界に変化をもたらせると知っています」
2022-23年度 国際ロータリー会長

ジェニファー・ジョーンズ 2022-23年度会長の略歴
Windsor-Roselandロータリークラブ カナダ、オンタリオ州
オンタリオ州ウィンザーに拠点を置く創業27年の優良メディア企業、Media Street Productions社の創設者兼会長。ウィンザー・ローズランド・ロータリークラブ会員。
その才能を生かし、これまでに副会長、理事、ロータリー財団管理委員、「End Polio Now:歴史に1ページを刻もう」キャンペーン共同委員長などの役割を通じてロータリーの認知やインパクトの向上に貢献。
体験型ファンドレイジングの機会開拓においてリーダーシップを発揮し、米国フロリダ州ジュピターで行われたロータリーの「ジャック・ニクラスと行くポリオ・ゴルフ・デー」ではポリオ根絶のための525万ドルを超える募金を1日で集める。2020年5月には革新的な「#ロータリーによる対応(RotaryResponds)」のバーチャルイベントを主催し、新型コロナウイルス救援プロジェクトの資金を集め、世界中のロータリー会員が新型コロナウイルスにどのように対応しているかを紹介。
また、政治家や著名人、世界的なリーダーらとともに活動し、認識向上と数億ドルもの資金調達にあたり、疾病の根絶、平和推進、安全な水と衛生設備の提供に取り組む。その優れた話力は、人びとに希望と未来、そして行動への意欲を与えている。
超我の奉仕賞、ロータリー財団功労表彰状を受賞。法学博士号(LL.D.)を取得し、YMCA Peace MedalとQueen’s Diamond Jubilee Medalを受賞したほか、カナダ人として初めてウェイン州立大学のCommunity Peacemaker Awardを受賞。
夫は医師でありロータリー会員でもあるニック・クラヤシッチ氏。旅行、サイクリング、ゴルフ、家族所有のコテージでのひと時を大切にしているほか、タンザニアのキリマンジャロ登頂などのアドベンチャーも楽しむ。
夫のニック氏と共に、アーチ・クランフ・ソサエティ、ポール・ハリス・ソサエティ、遺贈友の会会員としてロータリー財団を支援。
ジェニファー E. ジョーンズ 2022-23年度 RI会長からのメッセージ 2022年7月
ロータリーに入会して以来、毎月、この雑誌が届くのを楽しみにしています。特に、冒頭の会長メッセージ。電子コピーもいいのですが、それでもやはり椅子に腰かけて雑誌のつやつやの紙面をめくるのは楽しいものです。私たちみんなが大切に思っているこの素晴らしい団体を映しだす写真や忘れがたいストーリーの宝庫ですから。これまで長年にわたり、奉仕プロジェクトや皆さんが変化をもたらした人びとの暮らしについて、この雑誌から多くを学んできました。
コミュニケーションの専門家としては、私たちのストーリーがマスコミで日常的に取りあげられ、機関紙が病院や喫茶店などに置かれて人びとに読まれる日がいつか来ることを楽しみにしてきました。ロータリー会員がみんなの活動について詳しくなるのは素晴らしいことですが、より多くの人びとが私たちのストーリーを知ってくれたとしたら、そんなに素晴らしいことはないのではないでしょうか。
そんな思いをめぐらせながら、今年度、世界中でロータリーを推進するための計画を練りました。今後12カ月間で、ロータリーの奉仕活動の好例となるようなプロジェクトに光を当てていきます。それも、戦略的に。ニックと私は、イマジン・インパクト・ツアーと名づけた、重点分野で最も影響の大きい、持続可能で大規模なロータリープロジェクトに焦点を当てます。
奉仕したいと思っているけれどもロータリーに参加すれば奉仕活動ができると気づいていない人びとに呼びかけてくれるように、一流のジャーナリスト、ソートリーダー(思想的指導者)、インフルエンサーに働きかけます。
しかし考えるべき重要な問題はほかにもあります。カーボンフットプリント(企業や個人の活動で消費される温室効果ガス排出量)です。私は、環境問題においてロータリーがリーダーシップを取りだしたことを真摯に受けとめています。コロナ禍で会員たちはロータリーが未来を切りひらくためのカギとなる模範を示してくれました。
つまり、デジタル技術を活用してロータリーのストーリーを発信していくのです。関心がある人には誰にでも届くように、ツイート、投稿、「ライブ」を行います。環境への影響を考える必要がある。ということは、そのためにはイベントなどを毎回対面式で行うのではなく、ここ2年間のように有意義な方法でつながり続けることにもなるでしょう。
もちろん、ロータリアンは人好きですから、交流の機会は必要です。ただ、今までより慎重に計画して、少しだけ違う方法で集まる方法を考えないといけない。例えば、プロジェクトのために現地を訪問する際には、近隣で行われているプロジェクトも訪問する予定を立てる、など。
皆さんにはどういうストーリーがありますか?発信するのを手伝ってくれる人はいますか?皆さんもイマジン・インパクトに取りくみませんか。ストーリーは、ソーシャルメディアやZoomでも簡単に発信できるかもしれません。クラブや地区で注目すべきプロジェクトを紹介する方法をぜひお考えください。
ロータリーの奉仕活動と理念がもたらす影響は、私たちみんなが感じています。今こそ、この感覚を世界の人びとと共有する時です。
